メテオリット ル パルファン オーデトワレを買いましたの話
やっと引き取ってきました、メテオリット ル パルファン オーデトワレ
Météorites Le Parfum - Guerlain
シャープさをまとったアップル、グリーンから、やがてセンシュアルなホワイトムスクへ。その一連の香りの中で、ローズとバイオレットの繊細なブーケが現れます。
パウダリー フルーティ フローラル
トップ:ベルガモット、アップルノート、グリーン
ハート:ローズ、バイオレット
ベース:ホワイトムスク、ウッディノート
公式サイトより。
発売は5月1日だったはずなのですが、カウンターでは瞬殺だったようです。
通販でも軒並み売り切れていて、予約していてよかったー!と思っています。
カウンターで試した時もそうでしたが、やはりトワレですのでトップが結構強く香ります。アンソレンスを思い出す濃厚なスミレの香りが強く香る感じで、初めて嗅いだ時は「あ、ちょっと思ってたより濃いな」って感じでした。
ですが時間が立つとまろやかなスミレの、あのメテオリットの甘さに変わっていきます。
アンソレンスにとてもよく似ていると思います。
特につけたての濃厚な時、アンソレンスを思わず連想してしまうほどです。
ですが時間が立つとアンソレンスより軽やかでもっと透明感のある印象に変わります。
見た目通り、春らしいというかパステル系の明るい色というか。
アンソレンスのスミレ感は好きだけど、一言では表現しきれない、なんというかどこか中間あたりで複雑に絡み合っている感じがあるのですが、その内包している複雑さが少し苦手という方はメテオリットを試してみても良いのではないかと思いました。
メテオリットも複雑さはありますがアンソレンスほどではない、と思います。
もう少しシンプルで明るさのある香り。
このメテオリットのトワレの調香師はティエリーワッサーという前情報があったのでちょっと心配していたのですが、彼の作品にしてはとても素直な構成だと感じました。。
ティエリーワッサーはもう少しなんていうかこう…今までのゲラン香水はどれも心の底から胸いっぱいに吸い込んで四六時中この香りで肺を満たしたいと思えるほど身を預けることができないというか、どこか警戒してしまう香りばかりで、
一番好きだったイディールですら100%好きかと聞かれると25%くらい苦手な部分がある…って感じだったのですが。
今回のメテオリットは癖が少なくてわりと万人受けしやすい、年齢を問わず使いやすい香りなのではないでしょうか。
うーん香りの表現って難しいですね…笑
まぁそれは置いておいて。
メテオリットのあの柔らかいまろやかで微かな香りを想像していたので、最初は寝香水に良いかなと思っていたのですが、トップが結構強いので、寝るより少し前にあらかじめつけておくか、寝香水としての使用は諦めるかって感じだと思いました…
(考えて見たらトワレですもんね…寝香水には向かないのかな…)
しかし本当に良い香り。
やっぱり大好きな香りです。
メテオリットのスミレの香りが大好きな方はマストバイだと思います。
買ってよかったなと思いながらボトルを眺めています。